金肥鹿の日常

あおうえんぱすえぽにょんちょ

英検

みんさんこんにちは

みなさん英検といえばどのような思い出をお持ちですか?

 

はじめてのおつかいよりagitation(動揺).

アフリカの湿地探索より険しいmission(試験).

 

私にとってそれが THE EIKEN TEST

 

今回は私の恐ろしい英検テストの実体験を紹介します。

本に記して末裔への教訓にでもしようと思っていましたが

私が残せるのはせいぜい部屋の壁の落書きだと悟ったのでここに記すことにします

震えて脳汁漏らさないでくださいね!

 

1章 これを過ぎたら勝ちゲー、一次試験

 

語彙力も申し分ない、問題集は数年分解いた。

受かるために申し込んだようなもので勝利は確定、自信満々。

試験会場も使い慣れた路線で安心安心。

満をじして受けるこのテストに漏れる隙間はありません。

母の「時間の余裕を持っていきなさい」という小鳥のさえずりのような声が聞こえましたが、わたしは心の余裕を持ってゆっくり支度していました。

駅に着いたときは予定より若干遅れでしたが走れば間に合う。

そう思っていました。

 

しかし最寄りのはずの駅についたのにあの英検独特の風習がみえません。

アリの行進のように会場までつながる人々の列です。

時間が遅過ぎたのかと思い焦って受験票を見るとそこには衝撃。

シンプルで最悪な理由がありました

最寄りが違う

地図の中にふたつ駅が書いてあり、私が選ばなかった存在感の薄い方が最寄りだったのです

 

やったなこりゃ〜!

 

正直いまだからこのテンションでいられますが

あのときは焦りでモーターくらい震えてました

駅員さんに会場を聞くと

駅員「このまま徒歩でいったら40分かかりますねぇ」

と無慈悲で都会の闇を感じる回答をいただきました。

 

その時はあと10分で試験開始という鬼畜なタイムリミットがはじまっていたため

私は駅員の指示を神の教えのごとく信じ問答無用で通りを爆走しました。

 

しかし後になってやっぱり冷静に欠けると判断し文明の象徴グーグルマップを使うことにしました

がむしゃらに走っていたはずなのに案外ルートに沿っていてやっぱり癖のある運を持っていると確信しました。道案内神の加護でもかかってるのでしょうか。

 

結局試験会場に辿り着いたのですが余裕で遅刻でした。

太ももがパンパンで痛かったとか同じ教室の民の視線がいたかったとか

色々ありましたが省略します。

 

結果は無事合格です

 

2章 試験官の圧は勝敗のキー、二次面接

 

今度こそは気張って行こうと思った二次試験

最寄りが見慣れた駅で本当の最寄りあることを二重三重確認し、

12:05の集合時間に間に合うようにとせっせこ出発

 

そして着いた時は試験開始1時間前でした。どうして?

 

解説

なぜこのような事態が起きたのかというと私は

気張り過ぎで「12:05集合」ではなく「12:50集合」 であることに気づかなかったのです

 

my god アメーン^^

 

一次試験を考えるとこれ↓一言に尽きる。

帯に短し襷に長し

 

こうして準備万全とか慣れないことはするものではないとも学習し、

私は得体の知れないこの世のなにかに対しプリプリしながら会場にいきます。

 

しぶしぶ着いた会場で暇つぶし板{ スマホ(二次創作)} をいじりながら待っていました。

 

以後経過

 

試験20分前

 まだ一人もそれらしき人が来ないな〜ほじほじ

試験10分前

 人影のひの字すらなんだけどみんなアホになった?10分前よ?

試験1分前

 これはおかしい

 

むしろ試験1分前になるまでに気づかなかった私がおかしいのですが

私は時間を間違えるという過ちを上書きするほどの罪

一週間後の日付を間違えるという失態をしていました。

 

怒りで熱をおびた私は自分を消火できず、友達の中でおんなじような人を探してなぐさめ合おうとしましたが

みんなから帰ってきたのは草の一言で私の炎を燃え上がらせるだけの可燃剤でした

オンリーワンだったそうです

 

スマップ、なぐさめてくれるんか?

 

本当の当日(一週間後)

 

本当の当本、日当の当日、どちらもありそう、どうでもよさそう

 

会場の下見を一週間前に済ませた英検テストに熱心な優等生(私氏)は余裕で会場につけました。

これが先週の恩恵かと自分で優越感に浸っていたところ

ついうっかり普通に忘れ物をしました。

その子はペン。私の片割れ。

その日はとなりの優しそうな同年代の子に貸してもらって助かりました。

ペンで女子力を感じました。

 

受けた試験は正直言って

Q日本人は水を使い過ぎと言われますがなぜでしょう

とか日本語でも「え?」な問題を出されておでこのシワが4重になりましたが

退出したときの試験官のおじさんの笑顔が嘘でなければ受かると思ってました。

 

ドキドキの結果は

 

合格でした。

 

勝利。

 

みなさん。英検とはこれだけの労力を割かなければならないのです。

あなたにその覚悟はありますか?

家でNetflixをみてたら何も知らずに幸せな日を送れるのですよ?

でもこの記事をよんだ。ということはあなたは挑戦するのですね。

なら私は応援します。

f:id:kinpik:20201226185135p:plain

これを勝ち取ってください。

 

では、さようなら

f:id:kinpik:20200720140021p:plain

わたしはこれをやります。